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​アール・ブリュット作品のジクレー版画を展示しています

昭和記念公園内、花みどり文化センターの中の昭和天皇記念館の前に、アール・ブリュット作家・鈴木伸明さんの作品「かめさん」「かにさん」を展示しております。

こちらの作品は「ジクレー版画※」と呼ばれるもので複製なのですが、とても精巧なので何度も原画を見ている実行委員も出来上がりの美しさに大変驚きました。

ぜひ実物をご覧になっていただき、ご興味のある方はアール・ブリュット立川までお気軽にお問い合わせください。

ジクレー版画とは

ジクレー(Gclee)とはフランス語でインクを吹き付けることです。ジクレーは超高密度の複製原画でデジタル・リトグラフとも言われています。リトグラフより安くできることもあって、最近では複製画の主流になる勢いで普及しています。顔料インクを使用し耐光性、耐水性に優れ、保存性は50年とも100年とも言われています。
原画をスキャナーで読み取り、それを専用の印刷機(インクジェットプリンター)で印刷。微妙な色彩の再現には数回の色あわせ作業を経て制作していきます。美術品級としてすでに世界で認知された技術。アメリカのアート業界では、シルクスクリーンやリトグラフに替わってジクレー版画が96%を占めています。
デジタル化は絵画の世界でも確実に浸透してきています。  
従来の印刷方法では、大量に印刷しなければ単価は下がりませんでした。ジクレー版画は、”欲しいときに欲しいだけの印刷”ができるオンデマンド・プリンティングのひとつで、1枚の版画からの制作が可能。後から何度でも必要な枚数を印刷することができます。

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鈴木伸明さんに

サインを入れていただきました

​記事UP 2021.11月

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